【全国の浪人生必見】現役時代センター59パーセントしか取れず浪人した僕が、文転して予備校に行かず神戸大学に合格した話(後編)
こんにちは、やましゅーです。
前回は僕が浪人した経緯について話しました。
今回は後編ということで、僕が浪人時代にどんな生活を送っていたのかを話していきます。
浪人時代
志望校確定!
まず浪人をする上で、現役時代の反省をしました。
僕が落ちたのはまともに勉強時間をとれていなかったこともそうなのですが、志望校をしっかりと決めれていなかったからだ、と考えました。
現役時代は、周りのみんなが名古屋大学を志望していたし家からも近いし、という理由で何となく名古屋大学を志望していただけでした。
しかし、それだとまず絶対にここに受かってやろうというモチベーションが起きづらいです。
モチベーションが起きないとどうなるのか。
計画を立てず、なんとなく勉強してしましまいます。勉強と休憩とのメリハリがつきません。
これでは周りとの差は広がる一方です。
この反省を踏まえ、浪人生活が始まる3月は勉強は志望校を決めて合格するために何が必要なのかを考えることに注ぎました。
そうして決まった志望校は、、、
大阪大学です!
センター試験で59%しか取れなかった僕ですが、目標はかなり高くしました。
親や友達に宣言しましたが、まあ受かるわけないだろうという反応をされましたね。
ですが僕は反骨心むき出しで、絶対受かってやろうと心に決めました。
大阪大学というと旧帝大の中でも東大、京大に次ぐ難関大学として知られています。
センターボーダーは大体84%です。
めちゃくちゃ高いです、はい。
当時は、こんなに取れるようになるのだろうかと不安でした。
やることは本当に多かったです。なにせ基礎がほぼないし、文転したため世界史と政治経済をほぼ0からやる必要があったからです。
僕は予備校に通わなかったので、主にスタディサプリと市販の参考書を使って勉強を進めました。
(教科ごとの具体的な進め方は別で書きたいと思います。)
春〜不安を抱えながらも猛勉強〜
はい、無事志望校が決まり4月から浪人生活が始まります。
僕は現役時代ほとんど勉強してこなかったため、とりあえず1日12時間を目標に勉強していました。
ただ12時間勉強してもモチベーションが続くかわからなかったので、あるアプリを使うことにしました。
皆さんはスタディプラスというアプリをご存知でしょうか。
勉強時間を記録して、同じ志望校の人や自分の友達と競うことができるというアプリです。モチベーション維持するには最適なアプリだと思います!
今アプリを入れてみたところ、当時の記録が残っていました。
平均して12時間くらいは行っていますね。
この時の1日のスケジュールとしては
8:00 起床 朝ごはん、歯磨きなど
↓ 30分かけて自習室へ
9:00〜12:00 自習室で勉強(3h)
↓
12:00〜12:30 昼ご飯
↓
12:30〜13:00 昼寝
↓
13:00〜17:30 自習室で勉強(4.5h)
↓
17:30〜18:00 夜ご飯
↓
18:00〜23:00 自習室で勉強(5h)
↓ 30分かけて帰宅
23:30〜24:30 入浴、軽く暗記もの(0.5h)
↓
24:30 就寝
まあ、ざっとこんな感じです。
数学や英語の長文で頭が疲れたら、暗記もの。それにも疲れたらスタディサプリで講義を見たりしながら、頭を休めていました。
特にまとまった休憩はとっていなかったです。本当に疲れたら、寝るか外を散歩したりしてました。
こんな感じでとりあえず4月乗り切りました。
GWの終わり頃に第一回全統マーク模試がありました。
成績の紙を捨ててしまったのですが大体65%くらいだったのを覚えています。
(捨てなければよかったとけっこう後悔してます)
もちろん阪大はE判定です。
浪人生の最初の模試は現役生がまだ勉強してないから良い判定が出やすい、と言われますが僕の場合そんなことは有りません。
この頃からスタディプラスをやめました。本当にいいアプリなんですが、勉強時間を記録する際に携帯を触ってしまうことが多々あり、このままでは集中できないと思い勉強時間を記録する日記を買ってそちらに記録するようにしました!
勉強時間を記録することは絶対にやってほしいことです!
僕は模試の前や本番前にこのノートを見て、「俺はこれだけ勉強したんだから絶対にやれるはず」だと自信になりました!
5月の後半、第一回の記述模試がありました。 結果撮ってありました。
英語はわりかし良いですね。現役時代、英語を頑張った成果がやっと出てきました。
他は微妙です。
6月を迎えます。梅雨は本当に嫌でした。
僕は自転車で自習室に行っていたのですが雨が降ると自習室に行けない。
家で勉強しようと思っても、誘惑が多すぎて勉強できない。
近所のマクドナルドに行ってましたが、お金かかるし何よりうるさい。
そんなこんなで6月は若干勉強のペース落ちます。
(とは言っても1日10時間くらいはやってました)
夏〜自分の弱さと向き合う〜
はい、7月です。人と話さない生活が続きます。
二週間ぶりくらいに友達と電話したら30分くらいで口角が痛くなりました。
でもまだまだ元気です。7月半ばにある第二回マーク模試のために頑張ります。
さてさてマーク模試の結果は、、、
絶妙に見切れてる写真しか残ってませんでした笑
合計点が655/900ということなので得点率はおよそ72%ですね。
ほぼ0から始めた世界史も順調に伸びています。この時期は理科基礎はまだあまり対策をしていません。
マーク模試が終わり、次の目標である第二回記述模試に向けて頑張ろう、という時期(確か8月初め)だったのですが、この時期は本当に本当に辛かったです。
軽い鬱状態だったかもしれません。
また浪人したらどうしようという不安、自分はもっとできるはずなんだというプライド、たまに息抜きで電話したりご飯行ったりする友人が大学生活を謳歌してる姿への嫉妬、自分の現状に対する情けなさ、といった色々な感情に押しつぶされそうでした。
この時は勉強しようとしても何も頭に入らない。だから、勉強自体放棄する。
こんな状態が一週間くらい続きました。
このままじゃダメだ。新しい自分に生まれ変わろう。、そう思った僕は人生で初めて
坊主にしようと決意しました。
僕はお洒落とか気を使ってる方だったので坊主にするのは勇気がいりました。
でも、坊主にして正解でした。プライドも何もかもを捨てられたのです。
人から何か言われたわけでもなく、自分で考えて何かを変えようとしたことが僕の中の弱さを見つけるきっかけになりました。
自分の弱さと向き合うことできるようになった僕は、また猛勉強を再開します。
周りの目、声なんか一切気にしません!
(多分)メンタル強くなって受けた第二回記述模試の結果は、、
でもすぐ切り替えます。模試に一喜一憂してる場合じゃありません。
秋〜ラストスパート!〜
9月になりました。
勉強は相変わらず12時間くらいしていましたが並行してランニングを始めました。
浪人って学校ないじゃないですか、当たり前ですけど。そしたら体育もないわけです。
全く運動する機会ないので、とりあえず勉強が全て終わった後に平日は30分、土日は1時間ランニングしました。
ランニングのメリットとしては
- 走ってる間は嫌なことすべて忘れられる。
- 夜しっかり寝れる。
- 汗をかいてリフレッシュできる。
- 痩せる。
です。
デメリットは特に思いつきません。
余談ですが、ランニング始めて更に食事制限もしたら、ラグビーしていたときのマックス体重から23キロ痩せることができました。
勉強→ランニング→ 就寝というサイクルで9月を終えます。
10月です。
9月と同じサイクルで頑張りました。
第三回記述模試の結果です。
台風の影響で国語の試験を行う前に帰ることなったので2教科のみの結果です。
英語の偏差値73です!!
これ見たとき思わずガッツポーズ出ちゃいましたね。
(模試で一喜一憂してる場合じゃないって言ったのはどこのどいつだ、って話ですが笑)
自分の得意科目は英語だと確信しました。一つでも得意科目あるといいですよね。
数学はまあ、うん。って感じです。可もなく不可もなくといった感じです。
勉強の成果が見え始めてきたところで第三回マーク模試を受けました。
結果は、、、
成績上がってる!!
80パーセント近く取れてる!!
自分のやってきた勉強は間違ってなかったとわかりました。
11月に入り肌寒くなってくると、ランニングもお休みして勉強もラストスパートをかけました。
平均して13時間は勉強しました。
そして12月。
センター試験も間近に迫り、残す模試もセンタープレのみとなりました。
センタープレで絶対80%以上取ってやる!と意気込み毎日14時間くらい勉強しました。
センタープレの結果、、
やってやりました(歓喜)
86%超えました!!この時はめちゃめちゃ嬉しかったです。
ただ、もうお気づきの方もいるかもしれないがタイトルには神戸大学に合格と書いてあります。
後期で受かったのか?
いや違います。そもそも大阪大学を受験していません。
というのも現役時代全く勉強していなかった僕は大阪大学合格のための二次力をつける
には至らなかったのです。実は阪大OPも受けたのですが結果はぼろぼろ。写真にさえ残
していないという始末です。(赤本も5年分解いてはみたものの解ける感触は得られず)
ここの学部は少し特殊で、センター優先、二次優先、センターと二次の合計、という仕
組みがあります。
まずセンター試験の結果が良かった順に3割、次に二次試験の結果が良かった順に3割、最後にセンター試験と二次試験を合わせて良かった順に残りの合格者を決めるというものです。
あわよくばセンター優先に引っかかろうと僕は11月くらいからセンター試験の勉強7割、二次試験の勉強3割でやっていました。
またセンター試験の勉強を重視していたのにはもう一つ理由があります。
それはセンター利用で同志社大学を抑えたかったからです。
神戸大学にセンター優先で受かる点数なら、同志社大学も合格するはずだ。そう考えました。
センタープレの後はひたすらセンター試験の勉強です。
87%が目標です。
過去問だけでなく、河合塾が出してる黒本、駿台が出してる青本などを解きまくりました。
年末年始も休むことなく勉強しました。
更に今年はインフルエンザに罹るまい、と体調管理は万全にしました。
センター試験当日
そして迎えたセンター試験当日。
緊張はしていました。
しかし、もうやりきったという自信があったため、その緊張さえも楽しめました。
1日目は世界史、倫理政経、国語、英語(筆記)、英語(リスニング)の順で行われます。
国語とリスニングの出来がイマイチかなと思いましたが、もちろん1日目は採点を行ないません。
2日目は理科基礎、数学1A、数学2Bの順で行われました。
数学2Bが微妙だなあ、って感じでしたがセンター試験が終わった開放感とともに家路を急ぎます。
帰宅するとすぐ解答速報で採点を行いました。
結果は、、、
85%!!
目標には惜しくも届かなかったものの、昨年の59%に比べればすごく進歩しました。
センター優先には若干届きそうではないものの迷わず神戸大学へ出願。
この調子のまま二次試験の勉強もしました。
センター試験で高得点を取ってセンター利用で私立を抑えようと考えていたため、一般入試の勉強もすることなく神戸大学の対策だけ頑張りました。
後期は地元の名古屋市立大学。ここもほぼセンター試験の結果で合否が決まります。
センター利用の結果としては、まず立命館大学の合格が届きました。
去年、どこも受からなかったので抑えの大学とはいえ自分の番号を見た時は本当に嬉しかったです。
これで、マークミスがないことも確認できたので、より一層勉強への熱が高まります。
そして、二次試験前日。
明日の準備をしよう、とふと本棚を見ると、これまで解いてきたノートが目に入りました。
僕は数学だけノートに解いていたのですが、この50冊以上のノートを見て、こんなに頑張ってこれたんだなあ、という気持ちと同時に自信が湧きました。
絶対受かってやる!!
この思いを胸に神戸へと向かいました。
そして二次試験本番
当日の朝。
これまでの勉強記録をふりかえります。単純計算11ヶ月×30日×12時間=3960時間
これだけ勉強したやつ他にいないだろうな。
そう思うと緊張も吹っ飛びました。
お昼過ぎ。
試験が終わりました。
これは同時に僕の浪人生活が終わったことを意味します。(神戸大学落ちたら同志社大学へ行こうと決めていたので)
合格発表
両親は仕事に行ったため僕一人で結果を見ることに。
タイトルの通りなのですが、、、
受かってました!!
両親に電話し、親戚に電話し、友達に電話しました。
電話してる間、ずっと泣いてました笑
めちゃくちゃしんどかったけれど報われましたね。
最後に
僕は元から頭が良かったとかそんなことは全くありません。でもひたすら勉強しました。
今、浪人していて僕のブログを見ている方に言いたいです。
浪人はめちゃくちゃきついです。宅浪だったらなおさらです。
死にたいと思うことも何度もあるか知れません。
そんな時でも、勉強することはやめないでほしいです。やり抜いてください。
自分がこの試験会場で一番勉強したぞ、って胸晴れるくらいまでやりきってほしいです。
そしたらきっと自分の納得いく結果が得られるはずです。
何か悩み事あればいつでも相談乗ります。応援しています。